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2021年10月11日

ピオドンの青いドア

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ピオドンの村の家々のドアは、どれも青い色で塗られています。




あっちの家のドアも...
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こっちの家のドアも
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全部青色です
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ドアの色に合わせて窓枠の色も青
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...これは、昔、村に1軒しかなかった雑貨屋で、売っていたペンキが青だけだったのが始まり...と言われています。青い色のドアは、空の青い色と同じで、家の茶色い石の色にも良く似合ったので、村人たちのお気に入りとなったそうです。






明るい色のドアも素敵♪
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かつては穀物倉庫だったと思われる扉の色も
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めちゃめちゃ私好みの感じ^^
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こんな風にあちこちのドアを見ていると、ちょっと気が付くことがありますよ。




ドアの上に、木の枝で作った十字架?
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今は無人らしき家の扉の上にも
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これは何だろう?と思って村の博物館でお話を聞くと、毎年5月3日のお祭りのときに、月桂樹とオリーブとローズマリーの枝で作る十字架で、災い除けのお守りなんだそうです。





こちらの十字架にはオリーブや月桂樹の葉が残っています
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なんだか節分のときに門口に飾る柊鰯を思い出しました。
ピオドンは、いくつもの山を越えた、隔絶されたような場所にあるせいでしょうか。村には、こんな少し変わった風習や伝説が色々と残っています。



meikrnchuku
ポルトガル名建築さんぽ
ポルトガルの建物について書いた本です。
ピオドンの風習や伝説についても書いています♪


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andorinha at 11:35│Comments(0) ポルトガル中部地方 

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