「フォルミガ工房の陶器とポルトガルの手仕事展」ピオドンのパン

2021年06月05日

トランコゾのおしゃべりが過ぎるレストラン

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トランコゾの美味しいレストランでランチを食べました。



城壁の中にある Area Benta という店です。たしか、郷土料理が食べられそうな店を何件かリストにしていて、そこから選んで行ったような記憶があります。
店の中は広くて天井が高く、現代的なインテリアの洒落た店でした。




まずはスープを
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やたら大きなお皿に入っていた豆のスープ。ほくほくとした豆の甘みが濃く感じられ、美味しかったです。スープが美味しいと、メインにも期待が高まります♪







ヤギと羊のハーフのラムのグリル
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言ってることが分かりにくいかもしれませんが、羊とヤギの合いの子です。
これが、ものっっっすごく美味しい!!
ヤギ肉はクセがあってあまり好きではないのですが、これはほとんど臭みが感じられず、柔らかい肉をかみしめると、甘い肉汁がじゅわっと口の中に広がります。付け合わせのケールのミガシュ(とうもろこしの粉&ケールだったかな?)も美味しかった!


「いや~、こんな美味しい肉、今まで食べたことがないよ!」

すると、さっきまで私たちのテーブルでオーナーとおしゃべりをしていた友人が

「さっきオーナーが言ってたんだけど、地元の人はほとんど食べに来ないらしいよ。観光客でようやくもってる、って感じなんだって」

「なんと!こんなに素晴らしい店が!?グルメサイトにさぁ、いいレビュー書いてあげてくれない?」

いくつかのグルメサイトにレビューを書いている友人は、レビューのコンテストで優勝して海外旅行のご招待を受けたほどのカリスマレビュアー(?)なんです。

「...書いたよ」
「なんて書いたの?」
「店の主人はあまり働かず、落ち着きがない」
「なんでっ!?」
「さっきもここに何回か来ておしゃべりしてたでしょ。もううるさくって」

確かに店の中を見回すと、オーナーのおじさん、あっちのテーブル、こっちのテーブルと歩き回っておしゃべりをしています。

「まぁ、たしかにそうかもしれないけど、料理は美味しいよ?もっと良いこと書いてあげてよ~。ほかの人はなんて書いてるの?」

「...オーナーがしゃべりすぎ」






そうこうしていると、デザートに頼んだ郷土菓子が来ました
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トランコゾの郷土菓子、イワシの形をしたお菓子です。
オヴォス(卵黄クリーム)入りの生地を油で揚げて、チョコレートをかけたものです。
イワシというより、ツチノコみたい(笑)
デザートには重いですが、写真に収めたかったので注文しました。
すると...






キャーやめてー
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オーナーが得意気にチョコレートソースをかけてしまいました!
ありのままが良かったんですよ...(涙)
まぁ、写真は撮ったので大丈夫でしたが...
たしかに少々サービス精神が過ぎるオーナーさんだな(苦笑)






それでも、性懲りもなしに晩ご飯を食べに来ました
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バカリャウのソテーだったかな?
ランチのラム肉ほどの驚きはありませんでしたが、盛り付けもきれいで美味しく、食べて間違いのないレストランだなと思いました。






デザートはライスプディン♪
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ミルキーで美味しいです♪
メニューに並んでいると、どうしても頼んじゃうひと品です。

コロナでこんな状況ですが、なんとか頑張ってやってほしいレストランです。



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andorinha at 16:02│Comments(0) ポルトガルのレストラン | ポルトガル中部地方

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